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その他スペース1
絵のある暮らし ●第6回 その他スペース(1)●
この「絵のある暮らし」シリーズも、あと2回となり、終盤に差しかかってまいりました! いつもお読みいただき、ありがとうございます。 あと2回は、特に「○○の部屋」と指定せず、住まいのところどころにあるコーナーについて掲載します。
今回も、プロのインテリアコーディネーターの方に、飾りつけを行っていただきました。
東京・目黒の「アトリエ
ラ メゾン」のインテリアコーディネーター永井佳子氏によるものです。
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額絵
/ルドゥーテ・エレガント額装 「カーネーション・ローズ」(クラーベル) ランプ/価格未定(アトリエ
ラ メゾン) フォトフレーム/\1,000(アトリエ
ラ メゾン) 時計/\5,600(アトリエ
ラ メゾン) ピルケース/\5,400(アトリエ
ラ メゾン)
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こちらは、リビングのドア脇にあるコーナーです。 こういった角には、花台や小さめのコンソールを置いて、ちょっとしたコーナーを作ると、とても素敵になりますね。
風水では、柱や梁のカドを「殺気」といって避けるそうです。 たとえば、柱の出ている部屋で、そのカドが人の集まるテーブルに向いていると、殺気が人に向かっているとしてよくないそうです。同じことは寝室にもいえて、カドが寝床に向かっていると、そこで寝ている人の生気を奪う、と考えるのだそうです。
そこで、カドが出ないように、直線でなく曲線を用いたり、構造上どうしても仕方ない場合は、観葉植物を置いてカドを隠したり、といった工夫をするとのこと。
風水を信じる・信じないは別として、それはなんとなくわかりますよね。 あまりカドカドした部屋ですと、第一ぶつかって痛そうですし、落ち着かないものです。
ヨーロッパの伝統的な建築では、ドア一つとってみても、アーチ型にして角を取っていたり、あらゆるところが「面取り」されていたりして曲線づかいが多いものです。インテリアでも、楕円のコンソールだったりネコ脚だったり、曲線が多用されています。
ヨーロッパの昔の建築は、中国の風水に基づいているわけではないのでしょうが、けっきょく洋の東西を問わず、住空間ではカドカドしさを排除するほうが、落ち着きを得られてよいのではないでしょうか。
そういうわけで、 部屋に柱や出っ張りがあったら、それをカドカドしく感じさせないことが必要ですね。 この「コーナー飾り」は、その工夫の一つにもなるのではないかと思います。
無機質な角空間も、小さい家具やランプ、植物、絵を配することで、あたたかみのある空間に生まれ変わります。
今回利用した家具は、たまたまこれしかなかったのでスクエア型の電話台でしたが、ラウンドや三日月形のコンソールなどで曲線ラインにすると、より落ち着いた空間になると思います。また、もう少し幅の広いもののほうがバランスが良いですね。
引き出しや扉つき収納のある台を選ぶと、リビングで使うこまごました物を入れるのに、けっこう便利だったりもします。
飾りモノとしては、ランプ+絵+フォトフレーム というのが王道でしょうか。
絵の位置決めは難しいものですが、今回はちょうどランプのトップが絵の中央にくるように配置しています。
コーディネートで使用した小物は販売中です
今回使用した小物(絵を除く)は、アトリエラメゾン扱いです。Yahoo!オークションにて販売中です(ID:
klaverjapan)。オークションIDをお持ちでない方は、電話やメールでもご注文受け付けております。
コーディネートのご依頼は、アトリエ
ラ メゾンまで
今回のようなコーディネートは、やはりプロに頼むと違うもの。一度相談されてみてはいかがでしょうか。 「クラーベルのホームページを見て」といえば、話がスムーズです。
- アトリエ
ラ メゾン Atelier La Maison
- 有限会社アトリエ
ラ メゾン。平成5年11月設立。代表取締役はインテリアコーディネーター永井佳子氏。日本で数少ない本格クラシックのインテリアコーディネートを行う会社です。長年海外を行き来し培った感性とノウハウに定評があります。コーティネートのご依頼はこちらへ
有限会社アトリエラメゾン
東京都目黒区平町1-20-17平町アビタシオン602 TEL:03-5726-1167 http://www.atelierlamaison.com/
お読みいただきありがとうございます。ご意見・ご感想お待ちしております。
インテリアコーディネート、小物提供:(有)アトリエラメゾン
永井佳子 写真撮影:カメラマン 多田典文 (以上、敬称略) 企画構成:クラーベル
山崎、文責:早田
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