ルドゥーテ
王冠ユリ「Fritillaire imperiale」
(黄色)
〜 「皇帝の冠」という名のヨーロッパのユリ 〜
画家: |
Pierre-Joseph
Redoute ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ |
図柄: |
Fritillaire imperiale
var. jaune |
フレーム: |
豪華アンティーク調ゴールド
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マット: |
ゴールド枠入りマット 色:ベージュ "P.J.Redoute"の真鍮プレート付き |
表面: |
ガラス |
裏面: |
厚紙加工(額縁とガラス・絵は取り外し可能です)
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つり下げ: |
つりひも付き(背面、左右よりつりひもがかかっています) |
外寸: |
幅33cm * 高さ42cm |
重量: |
約
1.1kg |
英国はじめヨーロッパの庭園に多く植えられているという、「王冠ユリ」です。
学名はFritillaria imperialis(フリティラリア・インペリアリス)、和名は「ヨウラクユリ」。 英名では「Crown
Imperial」といって、直訳すると皇帝の冠という意味になりますね。確かに花の形は冠のようであります。
花期は、3月から6月です。
パッと見、特にかわいいという印象は持ちませんが、なんというか「媚びていない花」「硬派な花」という感じで、ラブリーな花とはまた違った魅力があります。
黄色の花についた水滴は、ルドゥーテがよく花の絵に描くもので、植物のみずみずしさを伝えます。
この黄色の花は、ヤマブキ色という感じ。 ケバケバしい黄色ではなく、落ち着いています。 ベージュのマット(台紙)となじみ、家具の茶色にも溶け込むため、意外と初心者の方にも飾りやすい額絵です。
また、画面いっぱいに描かれた構図が、迫力があり、飾り映えします。
この王冠ユリは、こちらの黄色のほかに、だいだい色もあります。並べて飾っても素敵です。 -->>王冠ユリ(橙)
19世紀にルドゥーテがフランスの植物を描いたものの一つです。日本ではなかなか知られていない、レアなルドゥーテの一枚です。
絵のなかみは現物を撮影したものですが、額装済みの写真は、ハメコミ合成です。実物は絵の位置が多少異なることがあります(大きくは変わりません。)
この絵自体は、アメリカで20年以上前に出版されたアンティークの図譜です。
本になっていたものを分解して、1ページ取ったものです。コピーではありません。20年以上経っているわりには、黄ばみやシミもなく、状態はたいへんいいものです。
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